埼玉県小鹿野町

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小鹿野町ゼロカーボンシティ宣言

 政府は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」を目指すことを宣言し、環境省では、2050年までに温室効果ガス(二酸化炭素)排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」の表明を全国の自治体へ呼びかけています。
 このような動向を踏まえて、本町においても令和7年3月4日、令和7年第1回定例会において、2050年には小鹿野町から排出されるCO2(二酸化炭素)実質排出ゼロにすることを目指すこととし、脱炭素社会の実現に取り組んでいく考えを表明し、ゼロカーボンシティを宣言しました。
 今後より一層、町民や事業者の皆様の意識の醸成に努めるとともに、「第2次ちちぶ環境基本計画」、「小鹿野町地球温暖化対策実行計画第3次実行計画」に基づき、効果的な施策を推進してまいります。

 

実質ゼロとは

 二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」(※)から、植林、森林管理などによる「吸収量」(※)を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。

 カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。

(※)ここでの温室効果ガスの「排出量」「吸収量」とは,いずれも人為的なものを指します。

 

町の主な取り組み

・住宅用太陽光発電システム及び蓄電システム設置費等補助金、省エネ家電製品普及促進事業補助金、中小企業等省エネ設備導入支援事業補助金
・公用車への電気自動車の導入と公共施設へのEV充電スタンドの設置の推進
・町全体の約82%を占めている森林を二酸化炭素の吸収源として保全の取り組み
・各家庭や事業所に対し省エネ推進に向けた啓発を広報誌やホームページ等を活用し行う
・町職員の温暖化対策に対する意識の向上と公共施設におけるCO2の排出抑制を推進

 

 第2次ちちぶ環境基本計画
 小鹿野町地球温暖化対策実行計画第3次実行計画 

 

なにができるかな?地球温暖化対策

 地球温暖化防止のためには行政と事業所、町民の皆さんとの協働による取り組みが必要となります。皆さん一人ひとりが意識して地球温暖化防止対策に取り組みましょう。

 

 こども環境白書2016年/環境省
 脱炭素ポータル/環境省

 

町ではどのくらいの温室効果ガス(CO2)を排出しているのか?

 環境省が公表する自治体排出カルテによると、町では年間6万7千トンの温室効果ガス(CO2)を排出しています(令和3年度)。内訳については、運輸部門(自動車の利用等)が全体の約4割、産業部門(工場や事業所)は、全体の約3割を占めています。

 

関連リンク

 環境省「地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況」

 

お問い合わせ

住民生活課

℡0494-75-4170