狂犬病予防接種について
■狂犬病予防接種について
集団接種の方が安全なのに中止とのこと。皆野町は通常どおり実施。
秩父へ来ないでの宣言で1市4町一致したので住民サービスも足並みをそろえてほしい。(女性)
■手紙への回答
この度は「町長への手紙」をお寄せいただきありがとうございました。
狂犬病予防法第5条の規定により、犬の所有者は毎年1回狂犬病予防注射を受けさせなければならないとされております。予防注射の接種方法としては集合注射又は病院注射のいずれかであり、法令で規定されているものではありません。
令和2年度においては、新型コロナウイルス感染拡大によって緊急事態宣言が発令され、感染拡大予防対策として各種行事のほとんどが中止となる状況でありました。
4月上旬まで集合注射の実施を検討しましたが、集合注射の性質上、不特定多数が集まることなどから、県や獣医師会とも相談した結果、飼い主及び従事者へ感染をさせないためには集合注射を中止すべきとの結論に至りました。また、延期ではなく中止としたのは、新型コロナウイルス感染拡大状況が先行き不透明なことから混乱を招かないよう病院注射にて実施いただくこととしました。
また、秩父地域による足並みをそろえた住民サービスにつきましては、実施する事業内容や地域性により各自治体の考え方は異なります。本町では、飼い主に対して病院注射での実施案内を早期に周知したことにより混乱を最小限に留めたと考えております。結果として、犬の飼い主からの問い合わせの多くが今年度集合注射の中止はやむを得ないという意見であったことから、緊急事態宣言下の判断としてご理解いただけたものと存じます。
なお、今後とも町民ファーストの町政運営に努めてまいりますので、ご意見等ございましたらご遠慮なくお寄せいただき、町政推進のため一層のご協力をお願い申し上げます。