水道に関する疑問
■水道に関する疑問
今の(小鹿野)浄水場を使えるようにしておいたらどうか 【男性】
■手紙への回答
この度は「町長への手紙」をお寄せいただきありがとうございました。
小鹿野浄水場は、昭和41年から供用を開始し、すでに50年以上が経過しております。また、三山浄水場と浦島浄水場も供用開始から50年を経過しております。
町政懇談会でも説明させていただきましたが、小鹿野の3カ所の浄水場とミューズパーク配水池を存続させるための更新費用は、約43億円かかることになります。この3カ所の浄水場と現ミューズパーク配水池を廃止して、その代わりに配水する新ミューズパーク配水池の設備更新費用が約27億円となります。これを単純に比較しただけでも約16億円の経費の削減ができます。
水道の広域化計画では、山間部を除き平坦なところは、別所浄水場と橋立浄水場から配水する計画となっているため、小鹿野浄水場を始め、横瀬の姿見山浄水場、皆野・長瀞の皆野浄水場、三沢浄水場などを廃止する計画となっております。
つきましては、「今の浄水場を使えるようにしといたらどうか」とのご意見ですが、小鹿野浄水場を残して維持管理していく経費とミューズパークから配水する経費を比較したうえで、小鹿野浄水場を廃止しミューズパーク配水池から配水する広域化の計画を採用しました。広域化計画はもうすでに動き出しており、今後の維持管理経費を抑制し、水道料金の値上げを少しでも抑えるためのものでありますのでご理解いただきたいと存じます。
今後も、町政に対しまして何かありましたらご意見賜りますようお願い申し上げます。